弘前大学のインターネット依存に関する研究論文掲載について

子どもみんなプロジェクトの一環として行っている弘前大学のインターネット依存に関する研究が、Social Psychiatry and Psychiatric Epidemiologyのオンライン版に掲載されました。
研究では、小学生3,845人、中学生4,364人から得られたデータを分析し、小学生の3.6%、中学生の7.1%に病的なインターネットの使用が認められたことが報告されています。さらに、インターネットの病的使用者は、そうでない者に比べて抑うつの指標が高く、また生活の質(Quality of Life: QOL)が低下していたことが併せて報告されています。この研究は、横断的なデータ(一時点のデータ)を用いた研究であるため、インターネットの病的な依存が抑うつやQOLの低下を招いたのか、逆に抑うつやQOLの低下がインターネットの病的な依存を招いたのかは、まだ明らかではありません。今後、子どもみんなプロジェクトでは、継続的な調査を行うことで、これらの因果関係を検討し、子どものインターネット依存の予防策の立案に貢献していきたいと考えています。